檪の森プロジェクト
Project of Kunugi no Mori

発見!驚き!知らなかった森の魅力がいっぱい
地元再発見ツアー

<地元再発見ツアーの実践>

 「(クヌギ)の森プロジェクト」の一環として、各自治公民館毎に地域資源調査を行う「地元再発見ツアー」を実施しています。

☆地元再発見調査(ツアー)実施要領
1 探索ツアーという形式で、都市からの参加者を公募して、地元の人とともに地域に埋もれた地域資源を再発見する作業を行います。
2 土・日の1泊2日として対象の公民館内を調査します。
3 調査メンバー〜地元(5名)、プロジェクトメンバー(役場・森林組合職員)、村外者(5,6名)

☆調査のポイント
 諸塚村の全体に関わる地域固有の風土を調査・表現するには、地元の方の参加はもちろん、地域外か羅の視点や助言が必要です。特産品開発など産業の振興策や都市との交流を通じて地域活性化につなげるには、その地域ならではの隠された場所や資源(村の人には当たり前なこと)を掘り起こし整理していくことが非常に重要です。「地元学」をヒントにしたものです。

 

<地元学とは>

 水俣市の吉本哲郎氏が提唱したフィールドワークによる地域づくりの概念で、自らの手による実践の手法として、水俣市を始め、岩手県や三重県など全国各地で絶大な成果をあげています。

「地元学とは、郷土史のようにただ調べて知るだけでなく、地元の人が主体になって、地元の人が客観的に地域外の人の視点や助言を得ながら、地元のことを知り、地域の個性を自覚することを第一歩に、外から押し寄せる変化を受け止め、内から地域の個性に照らし合わせ、自問自答しながら地域独自の生活(文化)を日常的に創り上げていく知的創造行為である。」
(『「風に聞け、土に着け」地元学協会事務局 吉本哲郎著』
から抜粋)

  

H12年度 実施地区
平成12年9月15〜16日   立岩・桂集落
平成12年10月14〜15日  家代地区
平成12年11月4〜5日    塚原地区
平成12年11月11〜12日  七ツ山地区
平成12年12月2〜3日    荒谷・南川地区

H13年度 実施地区

平成13年7月21〜22日   松の平地区
平成13年10月13〜14日  川内地区
平成14年1月12〜13日   小原井地区
平成14年2月16〜17日   八重の平地区

H15年度 実施地区

平成16年2月14〜15日   飯干地区

H17年度 実施地区

平成17年11月12〜13日  黒葛原地区