まちむら応縁倶楽部のエコツアー | |||||||||
1日目 11月28日(土) 11月の恒例行事、そばあやし体験です。世話人は、甲斐光さんです。 ソバの説明を受け、やましぎの杜の納屋で2年間もお蔵入りしていた「めぐり棒」を使っての体験です。シートに乾燥させたそばのからを広げ、ソバの実が飛び散らないよう両脇に雨戸を建て、「めぐり棒」で叩きます。思うように巡らない棒、初めて使う参加者もいて楽しい笑い声がやましぎの杜に広がりました。昔の人は、この作業が一番きつかったと話していたそうです。 でも、この「めぐり棒」って誰が考えついたんでしょうか?良く考えられた道具です。ここ最近の雨続きで、思ったように乾燥されていなかったソバの実でした。あやし方が終わると次は選別です。荒ごみをとり、ふるいに数回通して仕上げにとうみにかけます。地道な作業を繰り返して、ようやくソバの実だけが取り出されました。そして恒例の石臼を使って粉にする体験です。縁側に石臼を準備してみんなが交代でひきました。乾燥が足りなかったせいか、残念ながらサラッとした粉はできませんでしたが、ソバをあやして粉にする昔ながらの体験をすることができました。 やましぎの杜には柚子の木が2本あります。そのうち1本は昔ながらの柚子で、色も鮮やかな黄色、実も大きく今年は豊作です。道具持参のやま学校生も!光さんが準備してくださったはしごをかけて「なかしぎ」の屋根に登っての収穫でした。ちぎられた柚子は、香りがとても良く、皮をちぎって食べると甘くて美味しかったです。一度お試しください。 夕食のメインにもなるそば打ち。そば打ちと同時に夕食の準備を行いました。本日のメニューは、煮込みソバ、山芋、しいたけ、差し入れのさつまいもの天ぷら。それから毎年恒例になりつつある?鴨の差し入れがありました。鴨の骨はソバのだしに、ももは炭で焼いて、肉はたたきにしました。女性を中心に柿ちぎりにも向かいました。そばのたれもできあがり、煮込みにした方が美味しいの一言で煮込みソバになりしました。 天ぷらも揚がり、鴨もできあがり時計をみると、まだ5時。早めに始まった忘年会は飛び入りゲストもあり、夜遅くまで続いたのでした。 |
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やま学校時間割 夕食・忘年会 |
「木工教室」プランターづくり
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2日目 11月29日(日) (人によっては)夜中まで談義がはずみ、2日目は少々ゆっくり目の朝食でした。メニューは、煮込みソバにご飯を入れたソバ雑炊、みそ汁でした。なかなかの美味で、おなかいっぱいでした。片付けを済ませ、恒例の記念撮影をしてやましぎの杜を後にしました。 しいたけの館21下にある、木工研究会の建物へ着くと、案内人の木工研究会会長山本利夫さんが準備万端で迎えてくれました。今回は、プランターづくりに挑戦しました。製材所で製材されたスギの角材を台形に切り、それを6個ずつ使って4段積み上げて作ります。台形の角度が決まっていて、切ることからしたら1日以上はかかるだろうということで、長さを合わせたものを準備してくださいました。 プランターの底板は自分たちでノコギリを使い切りました。引いた線どおりにノコで切るのはかなり難しいようでした。金槌、釘、電動ドリル、バーナーなどを使っての木工体験でしたが思ったよりスムーズに進みました。最後にガスバーナーで焼き色をつけ、拭き上げて思い思いの手作りプランターが出来上がりました。 プランターを持って記念撮影をしました。皆さんの使い方を教えてもらいたい気がします。でも、直接土を入れるのはもったいないような気がしたのは私だけでしょうか? 昼食は、どんこ亭のヘルシーめんぱ弁当です。しいたけの館21でいただきました。お弁当に入っていた葉っぱが何か?で盛り上がり、その場で図鑑を広げて「アスナロ」とわかりました。 お昼をいただきながら、参加者のみなさんからいろんなご意見をいただきました。みなさん様々な思いがあるようです。ご提案ご意見ありがとうございました。 |
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平成21年11月28日(土)〜11月29日(日)実施 受講生 12名 |
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諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178