まちむら応縁倶楽部のエコツアー | |||||||||
1日目 10月31日(土) 国道503号に入ると、赤や黄色の何とも言えない山の模様が目に飛び込んできました。七ツ山公民館に着き、やま学校特別講座『山寺でお説教を聞く』ということで平等山浄覚寺へ向かいました。13名のやま学校生が小川希迪副住職より法話をいただきました。お話の題名は”いのち 豊かな心”で お寺の歴史やこれまで受け継がれてきた命の尊さ等についてお話をいただきました。心温まるお話と、熱いお茶、お菓子、それから柿をいただき、平成13年に建てられた梵鐘をつかせていただきました。つく人により音が違って聞こえました。 法話を終え、次は食体験『秋の味覚 山の幸いっぱい』栗を使った【栗おはぎ】作りに挑戦しました。ここからは5名追加の18名で体験しました。【栗おはぎ】を作ることは内緒にしていたので、やま学校生に「何を作るでしょう?」と尋ねてみると、「栗きんとん!」「ねったくり!」「くり団子!」となかなか正解がでません。担当者の楽しめるところです(参加者のみなさん、ごめんなさい!)。子どもも大人も思い思いに栗おはぎ作りに挑戦しました。栗だけを使った贅沢な栗おはぎのできあがりです。作ってすぐにみんなで1つずついただきました。あまーい栗おはぎ、柚子の香りがしてとても美味しかったです。はじめて食する方もいて、今回のスイーツは大成功でした。 交流会も地元の方7名を迎え、盛り上がりました。宿泊は、「藤屋」には男性陣。女性と家族で参加の方は3軒の農家民泊を体験してもらいました。今年の秋にオープンした、七ッ山地区の農家民宿です。今までより少し踏み込んだ心温まる交流を体験されたのではないでしょうか。藤屋では、七ツ山地区の青年M君を交えて二次会が開幕。男性陣がいろりを囲みながら、諸塚村や集落の将来、さらには各人の人生観について熱く熱く語りました。箱いっぱいに入った薪が燃え尽きるまで話し込み、日付が変わる頃にお開きとなりましたが、大変有意義な座談会となりました。 |
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名人直伝!〜栗おはぎの作り方〜 1.茹でた栗を半分に切り栗の実をスプー ン等を使ってかき出す。 |
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2日目 11月1日(日) 朝は雨の音で始まりました。集合は、七ツ山公民館に7時。さすがやま学校生です。みなさん時間どおりに集合し、朝食の準備を手伝い、朝食を済ませ、そうじまで終わらせ、出発の準備万端です。加工グループの商品もお買い求めいただき、七ツ山地区の皆さんが見送る中、七ツ山公民館を後にしました。 2日目は、森林体験「黒岳の登山と紅葉狩り」に挑戦です。昨年までは10月末の日曜日に行っていたもみじ祭でしたが、今年から紅葉が少しでも多く楽しめるようにと11月の第1日曜日に開催することになりました。1週間違うと紅葉も大分進むようです。 9時前に広場に到着し、登山の準備をしました。少し時間があり、地元の方が出店しているお店を見学しました。うどん、ソバ、豚汁、串焼き、エノハの塩焼きなどなどたくさんの地元産が並んでいました。 開会行事を控えて大粒の雨が落ちてきました。晴れ女を返上しなければ・・・。周囲は濃霧でせっかくの紅葉も見えません。恒例のウッドカットもテントの下。 登山の案内は地元の甲斐幸雄さんです。地図を作っていただき分かりやすい説明をいただきいざ登山!でしたが、雨と霧の中を登頂されたのは4人でした。ご苦労様でした。 数人で黒岳神社まで登りましたが、いつもの見晴らしの良い場所はどこへやら・・・でした。「晴れていたらなぁ・・・」の言葉が何度出たことでしょう。参加者の皆さんからは「また来なさい!ということですね。」と前向き発言が、嬉しい言葉でした。 雨に濡れ、山小屋の中の焚き火を囲み暖まりました。昼食にいただいた、地元婦人会の作った山菜おこわと熱々の豚汁は、冷えた体を中から温めてくれました。なかなかやまない雨。テントの中、山小屋の中では、地元の方との交流が弾みました。 |
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平成21年10月31日(土)〜11月1日(日)実施 受講生 18名 |
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諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178