小原集落(飯干) |
諸塚再発見 第1回
1.小原地区へ 小原は元々は今の場所ではなく谷を隔てて斜め向かいの小山の、なだらかな丘のような場所にあったようですが、水利の関係から、水の豊富な今の場所に移ってきたらしいということです。軒数はその当時から2軒だったという事で、元々の集落があった場所は末小原と呼んでいるそうです。 2.生活をする人々 もう1世帯は、FYさんのお宅。奥さんのNさん、息子のKさんと奥さんのNさん、孫娘で小学校1年生のMちゃんの5人世帯で、Mちゃんは剣道の練習に行くというところでした。 FY家は確認できるだけでKさんの代が6代目ということです。家族形態での作業班で林業を営んでおり、幸喜さんの奥さんのNさんも立派な戦力として山仕事に活躍しておられるようです。 2世帯とも林業に従事するご家庭で、Kさんも村内外で、勤めをすることなくいままで林業に従事してきているということで、今となっては貴重とも言える、純粋の林業後継者かもしれません。 3.未来、夢 4.終わりに 都市部での生活の利点と過疎山村のそれとを比較することはよくあることですが、遠い近い、多い少ないの差がどれほど重要かと考える必要があるな気がします。そのようなことより、小原地区の宝のように愛されているだろう美紀ちゃんが、帰って来たくなるような小原地区、良いふるさと諸塚を創り、守っていけるよう頑張っている家族の姿を見た気がして、ほのぼのとした感じを受けました。 |
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<ちょっと文化財> (注)水などを入れて沸かす道具のこと。 |