国際交流
ネパール(マルファ村)

<マルファ村との交流の経緯>

平成7年

 

 

 諸塚村在住の成崎公生氏が、ヒマラヤの巨峰ダウラギリT峰(8167m 白い山の意味)登山隊の一員として参加したときに、マルファ村に立ち寄りました。その際に、当時のマルファ村長から、日本の山村・諸塚村と交流したいという要請があったのがきっかけです。
 成崎氏がその話を村に持ち帰ったところ、村もお互い負担をかけないで息が長くできる文化交流を中心に進めるという方向で一致しました。

平成9年

 

 成崎氏が、再びネパール・マルファ村を訪問し、中本正洋・諸塚村長の親書をマルファ村長に手渡し、交流がはじまりました。

平成10年 

諸塚村教育長ら4名が初の親善大使としてマルファ村を訪問

平成11年 

マルファ村村長ら一行が諸塚村訪問

平成12年

諸塚村収入役ら6名が マルファ村を訪問

平成13年

マルファ村から親善使節団が来村

 

<マルファ村の概要 MARPHA>

 中央ネパールの北西に位置し、西にダウラギリ山群、東にアンナブルナ山群と巨峰に囲まれ、その間を縫うようにチベットを源流とするカリ・カンダキ河が流れていて、その堆積物によって出来た平地にマルファ村があります。
 標高2700m、高地特有の乾燥地帯で、気流の影響で南からの強風が常に吹いています。一方で河川沿いには、リンゴなど果樹肥沃な農地が広がっています。
 人口2,437人と諸塚村とほぼ同規模です。果樹、畑作、牧畜などの農業が中心で、中でもリンゴが特産品です。リンゴやアンズを利用したマルファブランデーは、ネパール国内では有名なブランド品とのことです。
 赤い花の咲く蕎麦があり、この地特有で、しかも原種に近いといわれます。ゴレキャンというパンにしたり、スープやだご汁風のものにして食べるようで、日本の蕎麦のように蕎麦打ちして食べることはしないらしい。
 また、トレッキングのメッカで、観光や行商目的の民宿や商店が村の貴重な収入源になっています。
 1900年に鎖国の地・チベット仏教修行に向かう日本の僧侶河口慧海が長期滞在した村としても有名です。

 

元気・四季を食べる「どんこ亭」では、それに因んだネパールカレーをメニューに加えています。(スパイスでつくるヘルシーなカレーです。スパイスの販売もしています。)

 

成崎公生さんの栽培するネパ|ルの赤蕎麦