護法様祭り 日程 毎年 2月第4日曜日
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故事来暦 釜の前の護法尊は、氏神様として古来から祀られています。その由来は定かではないのですが、言い伝えによると護法尊は、元阿蘇波野村に居着こうとしたのですが、村人達が狩猟はおろか牛馬まで食するようになり周囲の環境をきらって、釜の前の御堂杉を目当てに飛んできたといわれています。 ※護法尊〜法を護り、牛馬の神様で、和気清麻呂とも言われる ※御堂杉〜枝木で大きな板材が取れたという釜の前の伝説の巨木 神像には寛永2年卯月9日閉眼庵と記され、幼児・牛馬安産の守り神として昔から祀られています。 護法様に供え物をして神酒を交わして祭事をする時には、チョイガマカ、ドンサイ、イダスクイ、キリアイの4つの踊りが奉納されます。これらも踊りは祭りや普請・建家、節句祝いの座などで踊られていました。踊りの由来も定かではなくて、200年以上も前から踊り継がれているといわれ、盆供踊りや団七踊りのさわりの部分も取り出して踊ったのが始まりだという説もあります。 釜の前は、文政4年2月28日、集落を全焼する大火にあって、その年は午年であったため、12年毎の午年には今でも火伏せ行事を行っています。このようなことから護法様祭りは2月28日として執り行われてきたのですが、現在では、2月の第4土又は日曜日に取り寄せています。 また、現在でも一日も休むことなく火の用心の夜回りも続けています。踊りは婦人会や子供会が中心となって保存に努めています。 出展:塚原公民館史「塚原のあゆみ」
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