歌集「合歓の花」 (抄)
著者 諸塚村短歌会 藤田米夫
は じ め に
小さい頃、私の家に百人一首がありまして、正月等にかるた取りをして遊んだ記憶があり和歌の韻音は好きでしたが、短歌を作り始めたのは短歌会に入ってからのことです。
発表の場を村のご配慮により「村報もろつか」に頂いておりますが、私は別に「じゅぴあ」誌に投稿しておりますのは、同誌上に小川しげの先生の歌が何通も入選するのを見て、投稿するきっかけとなりました。
下手でも数多ければ当たるの通り、選に入りましたのを主に納めてみましたが、勿論世に問う等はおもっておりません。
何等かの参考になり御批判御指導を仰ぎたく、歌評を添えた次第です。
外に選に洩れたのや誘いのありました歌会のを入れて頁を埋めました。
私に残された日々は少なくなりましたが、之からも心の拠り所として続けていきたいと思っています。
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