諸 塚 神 楽

諸塚神楽の歴史について

国選択無形民俗文化財(平成5年11月26日指定)

宮崎県重要無形民俗文化財(平成3年11月1日指定)

戸下夜神楽(伊勢振り)

1月最終土・日(一昼夜)

この神楽は、南川神楽と同じ系統の神楽ですが、現在は公民館に神高屋を前日に建てて舞われます。この神楽は、普通神楽三十三番を奉納するのですが十年くらいに一度の大神楽では神楽三十三番がさらに細かく分かれ、神楽五十一番という大がかりなものとなっています。

南川夜神楽(伊勢振り)

2月最初土・日(一昼夜)

この神楽は、今でも民家持廻りで毎年実施されます。その民家の庭には神高屋(みこや)が設けられ、四方の柱には椎の木、屋根は、青竹でつくります。
そこで二十余りの神面をかぶり行列で舞いながら神高屋に舞い込み、八百万神々を迎え、夜を徹して舞われます。

桂神楽

11月15日(昼)

桂神楽の由来源については、江戸末期に神官宅の火災で、その記録を全て消失しているため口伝えとそれを筆写したわずかな記録しか残っていませんので不明な点が多いのですが、椎葉村の利根川神社、高千穂町黒仁田の神楽と同じ系統といわれます。