便利さ快適さを求めて都市化する生活の中で、自然の季節感を感じにくくなって久しい。田舎で自然がいっぱいのつもりが、目の前の木々や生き物は本来の姿を失っていっています。
このプロジェクトでは、ビオトープを始めモデル的な生態系を回復させ、生き物と出会い、観察することのできる、70年代まではあたりまえだったあの風景と日本人の精神の支柱・ふるさとの復元Revivalを目指しています。
街も山村も、大人たちも子供たちも、自然と親しみ、身近な自然を見る目を養い、森林資源の大切さや価値を、頭だけでなく、こころとからだで感じることが出来る場所を、自分たちの手で創りあげようという試みです。
まだ、あの「ふるさと」の記憶のある世代、そして原体験にして、後世にそれを伝えていける子どもたちを抱える世代たちの、最後の可能性に期待します。
5年目を迎えるプロジェクトも第3ステップに入り、親子だけでなく、様々な層へ呼びかけ、より高度に、より広く、新たな取り組みの展開段階に入ります。街、山村ともに趣旨の賛同者、協力者を募ります。
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