緑のふるさと協力隊
ボランティア便り
 

4代目:浅川忠彦さん

ボランティア便り (村報 平成17年1月号より)   

 こんにちは、浅川です。
 九月から家代青年団に入団し、一ヶ月に及ぶ練習を経て秋祭、文化祭とつたない芝居をご披露し、自分自身本当に楽しむことができました。そこでこの度その家代青年団を称える詩を作ってみました。拙作ですが、次のページをめくる前に読んでいただけたら幸いです。では。

 

ESHIRO、やがて、秋

 若者よ
 疲弊を道に変えよ
 感情は常にあまき同士を求む

 純正の囲いの中の
 鮮烈な青の春に蒔かれた
 躊躇と猛進の種

 うっすらと生える
 己の領域

 それは秋
 収穫の秋

 芝居は糧
 芝居は自負
 芝居は春

 嗚呼 その真剣な眼差しが
 忍びなき落涙を
 嗚呼 その真剣な眼差しが
 小さな偉大さを

 一つだけの輝きはなし
 家代だけの輝きはなし
 輝きは常に分散し
 個々に鈍く鈍く
 だりやめと脳裏に輝く

 焼酎を酌み交わすとき
 青き春は回想され
 焼酎を酌み交わしたあと
 青き春は露と消え

 青年は帰途につく
 今日は芝居をする者として
 青年は帰途につく
 明日は働く者として