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開催趣意書 21世紀も7年目を数える今、日本の山と森が大きな変化の時を迎えています。 ここ数十年に渡り、違法伐採されたものも含めた外国産木材の攻勢を受け、国内需要の八割近くを外材に席巻され木材価格も需要も下がり、日本の山と林業は存亡の危機に立たされています。その結果、南九州の放置林は30%にも至り、荒れ続ける山の実態は、一般の多くの人々が知るところにまで到っております。 このような中、国は「新生産システム」を打ち出し、収穫期を迎えた大量の国産材を市場に安定供給するための新たな木材供給システムを打ち出し、山と林業の再生に向けて動き出しました。 一方で、「森林認証制度」が国内外で幅広く浸透し始めております。 九州では宮崎県の諸塚村が2004年に、自治体ぐるみとしては日本で初めてFSC森林認証を取得しました。それを受けて私ども「生地の家」職人'ネットワークは2006年にFSCの流通認証であるCoC認証を九州の工務店グループとして初めて取得し、「森林認証の家づくり」の取り組みを始めました。そして今、産地と流通過程の明確な、山と森を守る理念を帯びたこのような森林認証木材による家づくりが、一般の多くの方々の支持を集め始めています。 このような流れを受けて、森を守り、山と人をつなぐ「森林認証木材の家づくり」が今後ますます一般に普及していくことを願い、シンポジウム「森林認証の森と家づくり」の開催を企画いたしました。 趣旨をご理解いただき、ぜひご参加・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 「生地の家」職人'ネットワーク |
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プログラム ◆ 13:30 開会宣言 ◆ 13:35〜13:45 主催者挨拶 ◆ 13:45〜14:30 基調講演
◆ 14:30〜15:30 特別講演
◆ 15:30〜17:20 パネルディスカッション
◆ 17:20〜17:30 質疑応答 ◆ 17:30 閉会 ◇ 18:30 懇親会 |
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講師プロフィール 基調講演・パネリスト 矢房 孝広(やぶさ たかひろ)氏 1962年生 宮崎県諸塚村企画課長補佐兼産直住宅推進室事務局長 特別講演・パネリスト 戸塚 元雄(とつか もとお)氏 1939年生 神奈川県横浜市に生まれる パネリスト 小椋 清市(おぐら せいいち)氏 1950年生 有限会社
小椋住宅代表取締役 「生地の家」職人'ネットワーク代表 パネリスト 水田 和弘(みずた かずひろ)氏 1960年生 株式会社ミズタホーム代表取締役 「生地の家」職人'ネットワーク幹事 コーディネーター 松下 修(まつした おさむ)氏 1955年生 松下生活研究所 代表 「生地の家」職人'ネットワーク事務局長 |