諸塚村の自治公民館活動は、全国でも類を見ない「諸塚方式」といわれる独自のスタイルをとっています。行政と地域の自治公民館が車の両輪にたとえられ、村民同士の相互扶助だけでなく、地域づくりも含めた社会的な課題まで包括する充実したもので、その内容は多岐に渡ります。
昭和63年には農林水産祭・むらづくり部門において、諸塚村自治公民館連絡協議会が『天皇杯』を受賞しました。 この賞は、現在の村民だけが受賞したのではありません。自分のことだけでなく、お互いのことを、現在のことだけではなく、子や孫の代のことを、森林や水の恵みに感謝し、冷静話しあい、和合をはかる精神をと伝え続け、受け継いできた先人たちも、共に受賞したのです。 |
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