自立のむらづくり
住民説明会での意見

住民説明会において出された意見の一部を紹介させていただきます

1. 産業の活性化で生き残ることが出来る。小さな合併では諸塚村は不利である。過疎に拍車がかかる。

2. 諸塚の村民性として、他村に対して田畑も少なく恵まれていない分ずっと辛抱して戦後一貫して今の村の運営がなされている。この部分が崩れてしまいそうな気がする。今回の合併は見送り、次の段階の大きな合併で考えた方がよい。

3. 地域がよくなるということで、合併に期待していたが、内容が期待したものと違ってきている。合併しても財政的に先が見えない。中心が西郷になれば周辺の諸塚は寂れる。同じ状態であれば、合併せずに頑張った方がよい。

4. 住民が努力すればどうにかなる。無理を言わず最低限の予算の中でやれるのではないか。無理して決断(合併)する必要があるか不安だ。村を支えるのは住民であり、住民が決断すればやっていけるのでは。そのために早めの公表をしてはどうか。

5. 合併しなければ損かもしれないが、合併して100%でもない。自立すべきとの意見を持っている。諸塚村は自治公民館組織の活動によって人づくり物づくり、むらづくりを進め今日の諸塚があると信じる。中心が西郷のどの辺りまでになるか分からないが、第2次、3次産業が進むようにということであるが、中心に人口が集中すると過疎が進み労働力が減り、山や集落の管理や維持が出来なくなる。自立のためには4大産業を基本にしつつ更に強化していくべき。財政は厳しくなる。村民の意識改革も大事だし、それは公民館活動で生まれてくる。

6. 厳しい選択だが村民の一人として我慢して行けないかと考える。尊重すべきは若い世代の意見である。それは自立であり。活力を見つけていきたい。

7. 国県が合併問題をどれだけ真剣に考えているか疑問だ、国会での合併の議論をあまり見たことがない。資料の中の合併後検討する事項に、現状で諸塚にプラスになることは一つもないのでは。国の施策は条件不利地域を無視した支援打ち切りが進んでいる。今後も合併が半ば強制的に進み、今の村民の意志が自立なら今回の合併は見送るべき。4村合併して4で割るような施策であれば諸塚村はますます厳しくなるのでは。道路と飲料水が維持できなくなれば集落は終わり。村民が切実に必要なものを絞り、それに対してどう取り組んでいくかを考えて欲しい。