やかた婦人部

人のつながりを大切にした活動を

 

昭和六十二年、農協婦人部の役員を中心に発足したやかた婦人部は、代表の尾形臣子さんをはじめ七名ののメンバー。人気商品の『椎茸ドレッシング』など、村外にもお客様が増えてきました。「諸塚でなくては食べられないものを作りだしたい」という思いからスタートした、やかた婦人部では、当初から特産の椎茸に注目して、よりおいしく付加価値の高い商品づくりを一貫したテーマとしてきました。「意気込みは初めから高かったのですが、なにしろ初めての経験でしたので、これまでは試行錯誤の連続でした。最初の二年間は、売上もほとんどなかったのですが、これをどうにか乗り越えてこられたのは、支えあう仲間のおかげだと思っています」と、黒木さん。設立から十数年を経過して、販路も拡大してきた現在の姿は、想像もできなかったと語ります。
「女性だけで、よくここまでこれたかなというのが正直なところです。村からの支援もありがたかったですね。いろいろな人に支えられて、やってきたのですから、これからも人のつながりを大切にした活動をしていきたいと思っています」