やましぎの杜で「したしぎ」のデッキからは、諸塚山がきれいに拝めます。ちょうどその日は、白い雪の冠をかぶっていて、とても荘厳な雰囲気で、心が洗われました。多分、頂上付近のブナの原生林では、きれいな樹氷が見られたことでしょう。
諸塚山は、筑豊・英彦山、霧島・高千穂峰と同様に、古くから霊山と崇められていて、修験道の道場としても、また旧高千穂郷地元の人たちの信仰の対象にもなっていました。
雪の諸塚山を眺めていると、昔の人たちがこの山を崇拝した気持ちがなんとなくわかるような気がしました。