さえんば応縁倶楽部
第Z期B 収穫祭ツアー

 今回のツアー当日はあいにくの雨。乾燥していないと”あやし”の作業が出来ないので、場所をしいたけの館21に移して作業をしました。

 まず始めに「めぐり棒」という、先が回る棒で大豆をたたいて中身を出していくのですが、これがなかなか難しい!コツがいるようでなかなか思うように回ってくれません。参加者もスタッフも苦戦しましたが、さすが地元の世話人のおばちゃんたちは、1回りさせるのも難しいめぐり棒を、いとも簡単に何回、何十回と途切れさせることもなく回し続けていました。さすがです。

 だいたい豆が出てきたら、大きなゴミを取り除き、「とうみ」にかけます。これには、2歳のTちゃんもチャレンジ!お父さんと一緒に風を送るハンドルを一生懸命回してくれました。

 Tちゃんの頑張りもあってか、予定の時間より早めに終わらせることが出来ました。今回は室内での作業と言うことで、収穫した大豆の半分位しか持って来なかったのですが、それでもなかなかの量になりました。 

 夕食までの時間は、家代地区のシイタケ農家にお願いして、原木栽培と菌床栽培のほた場を見せていただき、シイタケ採り体験をしました。今回ツアースタッフの田辺さんの案内で畜産センターも見学しました。

 夕食は、大豆応縁倶楽部のある七ツ山公民館中組集落の「稲荷さん祭り」に参加させていただきました。といっても、お稲荷さんを祀るのは午前中に済んでいて、なおらい=集落の忘年会への参加です。なんとカラオケまで用意されていて、歌と踊りと笑いの絶えない楽しい夕食となりました。 

 2日目は池の窪グリーンパーク内のハーブレストラン「まあ夢」で、ハーブ講座です。講師はまあ夢店長の古本さん。今回作ったのはフルーツポマンダーという芳香剤や魔除けになるボール状のハーブグッズです。

 みかんにクローブというハーブを刺していき、全部に刺し終えたら、もともと空けていた部分にリボンを結びます。これを冷蔵庫など乾燥した所に置いておくとみかんが縮んで松ぼっくりのような形になるのでそれで完成です。

 簡単な作業ですが、集中してしまうのでみなさん黙々と作業していました。 最後に、ハーブカレーセットを食べ、記念写真をとって今回のツアーは終了。

 天気にはあまり恵まれませんでしたが、その分参加者や地元の方明るさでとても暖かい雰囲気のツアーになりました。 


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諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178