環境を学ぶエコツアー
 

宮崎大学農学部 森のエコゼミナール

  平成16年8月9〜10日に宮崎大学農学部地域農業システム学科の学外実習「森のエコゼミナール」が開催されました。 

開催日 平成16年8月9日(月)〜10日(火)
参加者 宮崎大学農学部 地域農業システム学科
引率教官 3名  1年生57名
主催 宮崎大学
受入 もろつかエコツーリズム研究会
※観光協会に事務局を置き、自治公民館連絡協議会の協力の下、森の古民家世話人を中心に、各集落の交流事業への協力者で組織されている。エコツアー受入態勢の骨格となる
サポート 諸塚村、諸塚村観光協会
耳川広域森林組合諸塚木材加工センター

 

実施目的 (大学)農林関連施設等の見学と現地講習・体験を通して地域農業の実態を知る
(受入)自然体験型環境教育プログラムにより、生の山村が「環境教育」のフィールドとなりえることをアピールし、交流事業の重要な支柱とする。
体験内容 最初と最後にレクチャーと「ふりかえり」のセミナーを行うが、メインは3班に分かれ、森の古民家ごとにオリジナルの体験プログラムを楽しむ。

A)やましぎの杜
 体験@栗園の下刈り
    A地鶏つぶし  B蕎麦打ち体験
 食事@蕎麦 A地鶏煮込み

B)藤屋
 体験@大豆応縁倶楽部の畑の草取り
    A豆腐づくり体験
    Bニジマスさばき
 食事@豆腐料理 Aニジマスの塩焼き
    Bかぼちゃスープ

C)へいだの里
 体験@へいだの里周辺の草取り作業
    A昔の「トウキビ」収穫体験
    B地鶏つぶし
 食事@地鶏鍋 A地鶏のタタキ B焼きトウキビ

全体での体験

畜産振興センターでの牛の世話
 @産後の牛の移動
 A風邪ひきの牛の点滴と人工授精
 B牛のブラッシングと給餌



☆森の古民家は、山村集落の交流の場
 諸塚の集落の中にある古い民家を田舎生活体験用にリニューアルしたものが森の古民家です。設備は新しくしていますが、旅館やホテルと違いますので、至れり尽くせりのサービスはありません。
 地元の方とのふれあいや共同炊飯体験を通じ、都市市民が古くて新しいものに出会い、山村の昔ながらの生活文化を再評価する事が目的です。皆さんは、お客様ではなく、懐かしいおじいちゃんおばあちゃんのところに帰る気持ちでお泊まりください。

<体験作業の注意>
☆皆さんに山村の生活体験をからだで感じていただけるように、各般ごとに各古民家の特長を生かした体験作業を用意しています。決して楽な作業ばかりではありませんが、今回は初心者向けに簡単なものを用意しました。いろんな体験をする中で、少しでも山村の実態を肌で感じ、こころで見つめていただければと思います。

<食事>
☆各古民家は、集落の中で地域の方が運営しています。今回の皆さんの食事もそれぞれの集落の特長を生かした食材を用意しています。田舎の祭りは、みんなの持ち寄りしてみんなで料理したものを食べたものです。今回調理するのは皆さんです。地元のおばちゃんたちの指導を受けながら、天然の素材を使って自分のつくった料理のおいしさに感動してみてください。

研修レポート

庭の草取りと剪定作業です トウキビちぎりも結構大変
皮をとって炭火で焼くと、少し焦げたけど美味しい”堅い”トウキビです!
ニワトリはこうやってお肉になります!
最初は恐る恐る近づいて…
最初は無理やりでしたが、だんだんなついてきました!

  NEWSへ



諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178