まちむら応縁倶楽部
環境を学ぶエコツアー

延岡市恒富小 森のエコスクール
(文部科学省事業 豊
かな体験推進事業)

  平成15年10月に2泊3日で延岡市立恒富小学校の学外実習「森のエコスクール」(文部科学省 豊かな体験推進事業)が開催されました。 

開催日 平成15年10月21日(火)〜23日(木)
参加者 延岡市立恒富小学校 計116名
引率教諭・保護者16名  4、6年生100名
主催 延岡市立恒富小学校
受入 もろつかエコツーリズム研究会
※観光協会に事務局を置き、自治公民館連絡協議会の協力の下、森の古民家世話人を中心に、各集落の交流事業への協力者で組織されている。エコツアー受入態勢の骨格となる
サポート 諸塚村、諸塚村観光協会
諸塚村寿会連合会
耳川広域森林組合諸塚木材加工センター

 

実施目的 (学校)子供たちが豊かな人間性や社会性を育むために、都市部から農山漁村に出かけ、農林漁業や自然体験を行なうなど、異なる環境における豊かな体験活動を促進する
(受入)豊かな森と自然と共生し、村落共同体の相互扶助精神の残る山村が、机の上から脱出して「こころ」と「からだ」で環境を学ぶ諸塚型エコツアーのステージを提供し、子供たちの人間形成の一助となる。
グループ  4グループ8班に分かれ、各集落で受け入れ、それぞれオリジナルプログラムを楽しむ。

1)池の窪(家代地区) 
2)やましぎの杜 
3)藤屋
4)へいだの里


☆山村集落での受け入れ
 今回の体験ツアーは、もろつかエコツーリズム研究会の会員の協力をいただき行うものですが、各グループの受入は、森の古民家等を中心とした集落単位となります。

 諸塚村の集落は、山間に分散する独立性の高いところが多く、村落共同体の相互扶助体制と意識がまだしっかり残っています。地元の方とのふれあいや共同炊飯体験を通じ、都市市民が古くて新しいものに出会い、山村の昔ながらの生活文化に触れることが目的です。

 したがって、旅館やホテルと違って、自分たちの生活スタイルまで変えての至れり尽くせりのサービスはありませんし、宿泊や食事の準備も体験学習や環境学習のメニューとなります。地元の方とのふれあいや共同炊飯体験を通じ、子供たちが古くて新しいものに出会い、山村の昔ながらの生活文化に触れ、こころとからだで感じて学ぶことが目的です。児童達は、お客様ではなく、懐かしいおじいちゃんおばあちゃんのところに帰る気持ちで泊まります。

☆食事
 今回事業の食事は、それぞれの集落の特長を生かした食材を用意しています。田舎の祭りは、みんなの持ち寄りしてみんなで料理したものを食べたものです。調理するのは子供たちです。地元のおばあちゃんたちの指導を受けながら、天然の素材を使って自分のつくった料理のおいしさは、ほんものの感動です。

諸塚木材加工センターで開校式の後、木と家づくりを勉強し、センター見学と木組みの家組立を体験

へいだ班の芋掘りとニッケ掘りの初体験
古民家のカマドでご飯を炊きます!
2日目は、集落の中を回って、森のお宝探しです。
その後みんなでお宝マップを作ります。
「畜産センター」で牛の世話もしました!
「森の国しいたけ」のご協力でシイタケ生産作業の体験です
3日目は、ほたる橋エコパークで古代米の脱穀体験です
みんなでそれぞれの体験を発表しました

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諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178