「諸塚でやま学校しよう!」
第92回 2009年9月
 まちむら応縁倶楽部のエコツアー 
 
  1日目 9月5日(土) 
  24人の満員御礼で始まった第92回目のやま学校しよう!今回は、初めて参加の方が13名、子どもたちもたくさん集まりました。
 最初の体験「あくまきづくり」づくりでした。
 
  次は、そばまき。そば畑の入り口の栗の木にはたくさんの実がついています。鮮やかな緑色で収穫はまだまだのようでした。蕎麦まきの案内は、焼き畑での蕎麦まきもおこなっていたベテランの甲斐光さんです。ソバは種を播いてから75日目には口に入るほど成長します。穀物の中では最も早いと言われ、昭和40年くらいまでは主食だったそうです。
  また、ソバの実は小さい方が粉にしたときには量がとれるとか。いろんな話しを聞いた後、いよいよ蕎麦まきです。8人が1列に並び種を投げあげてまいていきます。その後は、「ソバの角を隠すより自分の恥を隠せ」と言われるように、少し土をかぶせれば良いと指導を受け、クワで作業をしました。まいた後は、猪から守るため電柵の準備です。支柱を立て、線を3段引っ張りました。太陽光を利用したものですが、触るとかなりのビリビリです。これで猪対策も準備万端です。暑い中の作業でしたが予定時間より早く終了しました。11月のそば打ちが楽しみです。3日後にはかわいい芽を出すそうです。ソバの成長はブログで紹介しますので、お楽しみに!
 
  今日の晩ご飯のメニューは、ナスの南蛮風、オクラスープ、かぼちゃサラダ、季節の野菜、ニラ醤油などなど。初めての方も多かったですが、手際よく作業が進みました。早めの夕食の後は、車3台に便乗してぎゃあな祭会場へ向かいました。
  


やま学校時間割

1日目    

1時間目  あくまきづくり

2時間目   そばまき・畑の電気柵はり
        みんなでつくった夕ご飯
                 いただきます!


     夜は、ムラの夏祭りぎゃあな祭へ

 2日目

3時間目  渓流カヌー体験

          諸塚の食堂探検
        なつかしのムラの食堂へ

解散

 

 
  2日目 9月6日(日)
  雨戸が開けられ、朝食の準備が進みます。朝食の定番メニュー塩さばの炭火焼きは定評があるようです。恒例の記念撮影をすませ、カヌー体験場所「しいたけの館21」に向かいました。

 今日は、絶好のカヌー日和。カヌーの指導は、カヌークラブの甲斐誠さんと中田康正さんです。元気よく挨拶をして、まずカヌー道具の準備から一緒に始めました。中田康正さんから説明を受け、スタッフの田辺君がひっくり返った時の模範演技?をして体験に入りました。カヌーを楽しみに来ましたと言われる方が多く、はじめはゆらゆらしながら乗っていましたが、時間が経つとスイスイと漕いでいました。川の流れが速いところを漕ぐにはかなり力がいるようで、なかなか陸に上がれないやま学校生もいたようです(笑)。透きとおった川に魚が泳ぎ、色とりどりのカヌーが浮かび、岩から楽しそうに飛び込む光景、ゆったりと流れる時間に嬉しく思うスタッフでした。予定時間どおりに終了し、みんなで片付けをしてカヌー体験は無事に終わりました。
 
  さて、今日のお昼は「諸塚の食堂体験」の第1弾。村民御用達の「?やなばる?柳原?食堂」にエコツアー初潜入です。焼きそば、焼きめし、チキンライスの人気3品をいただきました。川遊びで疲れたみなさんの食欲は旺盛で、ほとんど完食されました。駄菓子なども並ぶ食堂の雰囲気を懐かしく感じる参加者もいたようでした。食後はぎゃあな祭の抽選会で当たった栄養ドリンクも配られ、帰りの運転手さんに飲んでもらいました。
 

   今回参加された方々からいろいろな提案をいただきました。来年度の100回記念イヤーに参考にさせていただきたいと思います。  
   

   平成21年9月5日(土)〜6日(日)実施  受講生 24名

〜受講生のご感想〜
祭りの花火はいろんな意味でドキドキハラハラでおもしろかったです。
早朝、雲海を見ることができ感動しました。神秘的でした。
灰汁は皮をつけるものだと思ったけど、もち米をつけておくんですね〜!勉強になりました。自分たちで作るとさらにおいしく感じました。

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諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178