まちむら応縁倶楽部のエコツアー | |||||||||
1日目 7月11日(土) かなりの雨が降る中に始まった第91回目のやま学校。ブルーベリー狩りは、残念ながら、実はついているのですが色づきが悪く、もう少しと言ったところでした。試食程度のブルーベリー狩りとなりました。移動途中、池の窪グリーンパークの紫陽花を見ながら車を走らせました。林道沿いの紫陽花は、雨に濡れて鮮やかな色を見せてくれました。 飯干地区の公民館につくと、ウナギの仕掛け(かせばりと呼びます〉の案内人が4名、晩ご飯の準備に5名の婦人会員の方がスタンバイをされていました。さっそく仕掛け作りに取りかかりました。釣り針にテグスを結ぶ細かい作業。けれど、幻のウナギを我が仕掛けで!と一生懸命に取り組みました。仕掛けが出来上がると今度は餌付け。幻のウナギのためなら「かんたろう」(大きなミミズ)だってなんのその!と言った意気込みで付けていました。中には遠巻きに立っている参加者の方もいました。 餌をつけたら今度は川へ。案内人から「女性の方、子どもさんは大変でしょうから、近くで仕掛けましょう!」と親切な言葉をいただきましたが、なんせ幻のウナギですから、みなさん気合いの入りようが違います。思い思いのところに仕掛けに行かれたようです。 仕掛けが終わると晩ご飯。今日のメニューは、みそ仕立てのだご汁、ポテトサラダ、スルメとキャベツの和え物、アブラメのてんぷら、漬物の盛り合わせです。地元で採れた野菜づくしの料理が机に並べられました。総勢35名の交流会の始まりです。今回は、男性のグループが多く、また地元の方もたくさん参加しての交流会で大変賑やかに行われました。また、参加者の方から飲み物の差し入れ、新種のトマトをいただきました。ありがとうございました。自己紹介では、参加者の皆さん、また地元の皆さんの諸塚に対する思いが込められていて、感謝の時間でした。幻のウナギで盛り上がり、アユとりの話も持ち上がり、話しはつきませんでした。 |
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2日目 解散
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2日目 7月12日(日) 6時に集合し、それぞれ仕掛けた場所に向かいました。ドキドキしながら仕掛けを持ちあげてみます。結果は、大物が3匹、小物が1匹、ヤマメが1匹と、どうやら昼食にみんなで食べることができそうです。仕掛けを見に行った人に話を聞くと、針をとられたもの、テグスが切られたものをあわせると、かなりのウナギがかかったものと思われます。朝食後に、捕れたウナギとヤマメをさばきました。諸塚では背開きにします。丁寧にさばかれたウナギは、しばし冷蔵庫の中に入れておきます。 続いては、甲斐和實さんの案内で耳川の源流、飯干渓谷の散策です。天孫降臨伝説の諸塚山の麓にある渓谷を歩きました。クヌギ森の中を下りると、そこにはひんやりとした空気が流れていました。岩を流れる水、木々の間からの木漏れ日に時間を忘れてゆっくりしたいなと思った方もいらっしゃったのではないでしょうか?水も冷たく、上流に歩く参加者もいました。ここでうれしいサプライズ!クヌギにクワガタが食事に来ていました。次は、緑のトンネルの中を歩き白土々呂滝へ。とても神聖な場所のように感じました。滝のすぐ近くにある広場は、宮崎駿の映画トトロを思わせるような風景でした。 ここで2度目のサプライズ。先に歩いていた集団からどよめきが。なんと「まむし」がとぐろを巻いて歩道に!5匹目のウナギが捕れた!と喜ぶ声も聞かれました。案内人の和實さんが捕まえて、きれいにさばきました。 昼食会場は、渓流の里。メニューは、ウナギの蒲焼き、焼きおにぎり、野菜の即席漬け、胡瓜にそうめんと盛り沢山です。肉厚のウナギはそれはおいしそうでした。皆さん、満足そうな幸せそうな表情でした。 |
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平成21年7月11日(土)〜12日(日)実施 受講生 26名 |
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諸塚村企画課 しいたけの館21
TEL 0982-65-0178