「諸塚でやま学校しよう!」
第46回 2003年11月
 まちむら応縁倶楽部のエコツアー 
 平成15年11月生の第46回実習科目は、恒例の蕎麦脱穀、蕎麦打ちと忘年会、そして今年ははじめて小麦つくりに取り組みました。

1日目〜そば脱穀、そば打ち講座、古老の語る昔話
 8月30日のエコツアーの時蒔いたそばが立派に実り、今回のツアーに合わせて11月6日に収穫し、あらかじめ天日で干しておきました。それを棒でたたいて脱穀して、ゴミをふるいに掛け、実を石臼で挽いて、昔ながらの作法で脱穀・製粉をしました。

 いよいよそば打ちですが、世話人の甲斐光さんや、地元婦人の指導を受けながらでしたが、初体験の人は生地を作る際の水の加え方など要領が分からず苦労しているようでした。麺棒で生地を伸ばし、折りたたんで適当な幅で麺を切り、それを釜で炊いたお湯で茹で上げました。麺の太さに若干差はありましたが、何とか蕎麦らしく茹で上げることが出来ました。

 夕食は、蕎麦と、猪鍋、それにかっぽ酒というメニューで、今年のエコツアーの忘年会となりました。間には、諸塚史談会の成松清則さんに諸塚の歴史などについて話をして頂き、皆さん興味深く聞いていました。話の後は清則さんの演芸や、受講生の熊本の大槻さんのバイオリン演奏もあり、和やかな雰囲気で夜が更けていきました。

2日目〜麦まき
 朝食と片づけを終え、来年の味噌づくりの原料にもなる麦(小麦)を植え付けました。畑まではやましぎの杜から1.5qほどありましたが、天気も良かったのでほとんどの方が歩いて行き来をしました。

 畝を作り肥料と種をまいていきますが、まく分量が難しく、多すぎたり少なすぎたりすると、参加者同士でアドバイスしたり、光さんに聞いたりしてまいていきました。1時間ほどで種まきは終わり、やましぎの杜に戻って、椎茸や鶏肉のホイル焼き、途中の畑で抜いてきた大根のサラダなどを作り昼食をとりました。

 昼食後は記念撮影をし、皆さん来年の再会を約束しながら解散して、今年のエコツアーを終了しました。

 平成15年11月22日(土)〜23日(日) 実施 受講生21名

 

昔ながらの蕎麦脱穀体験
10割蕎麦がうまく出来ました!
忘年会では素人芸が登場です!
棚田に麦まきをします。麦踏みが楽しみ?です

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