「諸塚でやま学校しよう!」
第44回 2003年8月
 まちむら応縁倶楽部のエコツアー 
 平成15年8月生の第44回実習科目は、恒例の「蕎麦まき」と懐かしい「芋飴つくり 」、そしてやま学校講座は「カヌー体験教室」と盛りだくさんでした。 

 1日目はやましぎの杜裏手になる畑での蕎麦まき体験、天気予報が雨にもかかわらず、お日様が顔を出す天気となり無事行うことが出来ました。ただ、連日の雨のため焼き畑にすることは出来ず、畑に直接蕎麦を蒔きました。種を広い範囲に均等に蒔くのと、蕎麦を蒔いた後、鍬で軽く土をかぶせるとき、土をかけすぎないように軽くかけるのが、難しい作業でした。

 それでも、作業中は、みんなで話をしながら、また助言しあいながら、さわやかな空気の中気持ちの良い汗をかきました。

 蕎麦まきをみんなの協力で予定より早く終えて、同時進行で世話人(諸塚村内のおばちゃんたち)に作業を進めていただいていた芋飴づくりに合流しました。今回の受講者は割と平均年齢が高めだったため、昔やったことがあるとか、懐かしいと言われる方が多かったです。

 芋を水煮して、杉の葉を乗せたざるで、漉すところから合流しましたが、漉した液体をさらに布袋で漉すのは結構体力がいる作業でした。漉した汁に麦芽を挽いたものを混ぜ、釜で煮る作業まですませました。

 2日目は早い方は朝6時に起床、芋飴の釜に火を入れ前日からの継続作業を行いました。2時間ほど煮詰めると飴状に固まってきたので、きな粉を敷いた入れ物に移して冷やし、飴が完成しました。ショウガの絞り汁を入れたものも作り、甘くておいしい飴が出来ました。

 やましぎの杜から、ほたる橋エコパークへと移動して、もろつかカヌークラブ員指導でカヌー教室が行われました。平均年齢60歳を超える?受講生達で、全員初めての体験でしたが、なかなかどうして1時間ほど漕ぐと皆さんかなり慣れて、楽しそうに水面を進んでいました。

 平成15年8月30日(土)〜31日(日) 実施  参加8名

 

みんなで蕎麦まきです
煮た芋をスギの葉で漉します
搾るのも大変です
美味しそうな芋飴が出来ました!
カヌーも絶好調です!

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