小原井のトチノキ |
トチノキは、落葉広葉樹。5月ごろ紅色のさした白い花を咲かせ、秋には大きさも色もクリによく似た大きな実をつけます。栗を丸くしたような実で、生では渋くて食用になりませんが、デンプンが多く含まれているため、一カ月くらい水につけアク抜きをして、皮をとり、灰汁で煮たあと栃餅、栃粥などにして食べます。トチノキは、昔は刳りものなどに使われていましたが、ここ小原井地区には、「小原井御器」といわれる盆や椀を作る木地師が、戦前までいたそうです。 |
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所在地 諸塚村大字七ツ山小原井地区 小原井神社境内 推定樹齢 400 年 幹 周 り 6.70 m 樹高 32 m 諸塚村天然記念物指定 「みやざきの巨樹100選」指定 1992年 この土地の木は全国のトチノキのなかでも上位に位置する大きさです。
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