諸 塚 山
諸塚山山開き20周年記念事業
 諸塚村は、地域ぐるみの環境に配慮した森づくりを評価され、朝日新聞によります朝日森林文化賞(第3回)を昭和60年に受賞し、それを契機に村の象徴である諸塚山を舞台に朝日新聞社ともに「日本一早い!山開き」を始めました。

 お陰様でその山開きも、平成17年3月には、節目となる第20回目を迎えます。当初は、都市部の方が、こんな不便な山村に訪れてくれるのかという疑問ととまどいの声が大きい中で始まった山開きです。しかし、その20年の間に時代は変わりました。バブルとその崩壊という経済情勢の大きな変化があり、日本の繁栄の象徴だった都市が行き詰まり、多くの農山村も過疎化高齢化に歯止めがかからず停滞する社会情勢を迎えています。

 その一方で諸塚山山開きが都市と山村の交流の先駆的な成果を上げるとともに、地産地消、グリーンツーリズム、スローフード運動など都市と山村が手を結ぶ動きが加速されてきました。さらに諸塚村民の都市民に対する受入意識の高まりで、諸塚の木材を使った家づくり「産直住宅」や、諸塚で森と人とのふれあいを楽しむ「まちむら応縁倶楽部」など、交流の輪が大きく広がっています。

 大きな時代の変遷のなかで、一つの節目となる20回目を迎え、諸塚村と諸塚村観光協会が、関係各位のご協力を得て、記念事業を実施しました。

第20回「日本一早い!諸塚山山開き」 結果
平成17年3月6日(日)

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