蕎麦の花 Soba 
 蕎麦の原産地は東アジアだそうで、朝鮮経由で日本に入ってきたようです。奈良時代には、非常食として蓄えるように天皇の詔(みことのり)が出たという記録もあるようです。

 70〜80日で収穫できること、除草もいらず、やせた土地や斜面でも栽培できることから、山間地で食糧事情の厳しいところでは貴重な作物でした。

 諸塚村でも焼畑農業の時代には、焼畑の後の1年目には蕎麦を蒔いて収穫していたようです。盆明けの8月末から9月初旬に種をまき、11月上旬には収穫できます。10月は蕎麦の花のきれいな季節です。

 諸塚村と交流のあるネパールでは、ヒマラヤ地方特有の赤い花の蕎麦があります。

ネパール蕎麦の赤い花 満開の白い蕎麦の花


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