@エコミュージアム情報
座頭神祭 Zatousan Maturi

悠久の森に琵琶の音が響く

吉野宮神社大祭(座頭神祭)

〜室町時代より続く伝統のまつり〜
 

☆今年も吉野宮神社大祭が開催されます。吉野宮神社は、500年前の室町時代に、この地で不幸にも命を落とした旅の琵琶盲僧を祀ったもので、その命日にあたる3月28日に行われるのが大祭です。いわゆる座頭神祭(座頭さん)と呼ばれ、その謂れから座頭神は、目の神様・商売繁盛の神様とされ、多くの参拝客が訪れ、延岡のお大師さん祭り、宇納間の地蔵さん祭りと共に、宮崎県北の3大まつりといわれる古い歴史と伝統があります。

座頭神祭(吉野宮神社大祭)

日時:平成17年3月28日(火) 午前8時30分〜
場所:諸塚村大字家代南川 吉野宮神社

☆日本でただ一人の琵琶法師・永田法順氏が、今年も来村して公演します!!

日程 8時30分:祭典・神楽奉納・箕舞
   11時30分:永田法順さん公演
           餅まき
   13時:アトラクション
   15時:終了
(内容について変更する場合があります)

 吉野宮神社は、諸塚村と北郷村(宇納間)を結ぶ標高690メートルの尾根にあって、2村の村境に接しています。南北朝(室町)時代、南朝の密命で、肥後国(熊本)に向かう途中、賊に襲われ落命した琵琶盲僧(検校ともいう)を慰霊するため建立されたと伝えられています。(吉野宮物語)

永田法順氏
昭和10年北方町生まれ。昭和23年に先代児玉定法住職に弟子入り。昭和58年住職につく。檀家を回り、琵琶を弾き、経を上げながら、家の五穀豊穣、無病息災などを祈願している。