@エコミュージアム情報
ヤブツバキの鑑賞会

企画展 第3回
「諸塚でヤブツバキを鑑
る」

 日本の在来の野生種であるヤブツバキは、昔から人の生活と縁の深い木で、幹は堅くて建材に用いられたほか、種子からは食用、薬用などで貴重なツバキ油が採れました。常緑の照葉樹でもあり、早春に美しい赤い花を咲かせることもあってか、信仰の対象にもなったようです。花弁が5枚あるのが特徴で、ヤブツバキを園芸用に品種改良したものがいわゆるツバキです。

 全村森林公園「百彩の森づくり」の村・宮崎県諸塚村の山々には、諸塚山が古くから神山であったことや森と共生してきた歴史もあって、種類も豊富な多くのヤブツバキがあります。企画展「諸塚でヤブツバキを鑑る」も今年で3年目ですが、しいたけの館21に集まった諸塚のヤブツバキの一輪挿しの展示は壮観です。

 山にはいり、野生の大きなツバキを眺めるもよし、一同に集めたツバキの一輪挿しを眺めるもよし。諸塚の山々でちょっと風情のある春の訪れを感じてみませんか!

展示期間 平成18年2月26日(日)〜3月31日(金)

場所

諸塚村内の山林
諸塚村しいたけの館21
企画・主催 自然保護推進会議「自然ゆう遊もろつか」
運営

諸塚村・諸塚村観光協会