16号は、総雨量538mm、24時間最大雨量440mmの大量の降雨に加えて、猛烈な風が吹き荒れました。
それによって、国道503号線や県道、村道も崩土や路肩の決壊によって道路が寸断されました。さらに被害を拡大したのは、耳川と柳原川の合流する諸塚商店街付近と、耳川と七ツ山川の合流する吐の川地区が河川の増水で、Aコープや森林組合を始め、諸塚商店街や家屋の多くが床上まで浸水しました。
また、そこを走る主要幹線の国道327号線が浸水して通行不能になりました。
一時は村内全戸が停電し、過半の地域が24時間以上の停電となり、当然電話も不通のところが多く、水道施設も被災したところがあり、長時間にわたってライフラインが機能しないという異常事態となりました。
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