諸塚村が村民一体となって、村内の森林をグループ認証として取り組んだＦＳＣ(森林管理協議会)森林認証への取り組みが評価され、「第５回環境賞・優秀賞」を受賞しました。

　ＦＳＣ森林認証の取り組みが、この「環境賞」の主旨に沿うものですが、審査にあたられた「キープみやざきビューティフル21委員会」の杉尾　哲委員長（宮崎大学工学部教授）から「昨年の台風災害に対する審査員一同からの応援メッセージでもあります。」とのお言葉を頂きました。さらに「事業者部門」における「村」としての受賞で、村ぐるみでの取り組みを評価された、いわば村民が受賞したものです。

　なお、環境大賞は県立門川高等学校の「カンムリウミスズメの保護活動」が受賞し、個人部門で宮崎市の櫻井節子さん、団体部門で高千穂町のわくすず・千年樹の会がそれぞれ優秀賞を、奨励賞として南郷町立榎原中学校が受賞されました。

　表彰式は３月21日春分の日にＭＲＴｍｉｃｃ(宮崎市)で行われました。

（ＭＲＴ宮崎放送Ｗｅｂからの抜粋です）
ＭＲＴ宮崎放送は１９９１年から環境保全活動として、県民、企業、団体、行政と一緒になり「キープみやざきビューティフル」キャンペーンを展開きましたが、「環境の世紀」と言われる２１世紀を迎えるにあたり、さらにこの運動を継続発展させるため、２００１年に「ＭＲＴ環境賞」を創設しました。
　この賞は､「個人」「団体」「事業者」の三部門で、(1)地球規模にまで広がる環境問題の解決を目指そうとする斬新な実践活動や教育・研究・企業活動。(2)環境問題の解決に、顕著な実績をあげた援助・協力・企業活動。(3)市民生活や地域社会が直面する環境問題の改善、又は循環型社会の構築を目指す取り組みで、考え方や手法が特に優れた実践活動や教育・研究活動。を審査基準として環境大賞、優秀賞、奨励賞が与えられるものです。